康凱爾

執筆 / 音樂 / 攝影

私について

康凱爾(こう・かいじ)

台湾研究者。専門は台湾思想・文化論。日本名は出田康一郎。

1981年東京生まれ。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業。現在、國立台灣師範大學台灣語文學系碩士班に在籍中。

2011年から台湾在住。 現地企業勤務を経て、東京の教育系ベンチャーにリモートで参画し、プログラマとしてソフトウェア開発に従事する傍ら、日常生活を通して台湾について考えている。

時折、音楽作品や映像作品の制作もしている。

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執筆したもの

日本人のための台湾学入門(平凡社新書)

2025

近年、「アジアの優等生」として語られがちな台湾。だが、本当にそれだけが台湾の姿なのだろうか。「台湾」についての語りと記憶の交差点から見えてきたのは、これまで見過ごされてきた多層的な台湾の現在地だった。そしてさまざまな記憶を共有する存在として、日本人はいま「家族」=台湾を知る必要がある──。知っているようで知らない「隣人」の姿を現地在住14年の日本人研究者が描き出す!

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日本人のための台湾学

作曲したもの

Fluonika / フルオニカ

2024 -

Beyond sound, where words fade.
言葉にできない感情、音楽にできない文脈。それぞれが溶け合う地平で。

快楽的なビートは何かを表現しうるのか?詩情溢れるLo-Fiビートプロジェクト。 各種ストリーミングサービスにて配信中。

Spotifyで聴く

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Gardener / 庭師

2021

"someone who works in a garden, growing plants and making it look attractive."

帰り道を忘れた旅人が、庭師であることを受け入れるまでの物語。八篇のエッセイと共に紡がれるピアノソロアルバム。イラスト担当は台湾のイラストレーター Fion Stewart。各種ストリーミングサービスにて配信中のほか、ブックレット付きCDも数量限定で販売中。

リクエストベースで楽譜化を細々と進めているので、弾きたいという方はご連絡ください。現状、3曲目「追憶の舟歌」の譜面がデジタルデータ化されています。

ストリーミングサービスで聴く PinkoiでCDを購入する

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撮影したもの

翳光臺灣 / Formosa Chiaroscuro

2024 -

自分ではなにも説明できない写真は、推論、思索、空想へのつきることのない誘いである。(スーザン・ソンタグ)

一日一枚の写真で日常を綴るフォトログ。記録でもあり、表現でもあり、祈りでもあるもの。

見る

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Formosa and Three Flowers / 台湾と三つの花

2020

Life, as watering flowers.

台湾で過ぎていくなにげない日常生活を、なにげないピアノの旋律で飾る映像プロジェクト。未完成。

作品の一つが、2020年度に開催された第3回「美麗基隆」映像コンテストで佳作に入賞した。

YouTubeで視聴する

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